前回のお話↓↓↓
そして会議当日を迎えた。
※本記事および画像はDBC 株式会社ダイハツビジネスサポートセンター様より許可をいただいた上で作成しております。
会議開始!
スズキさん「この度はお集まりいただきありがとうございました!担当者のスズキです。(以下略)」
スズキさんの元気な声で始まった。
なるほどこうして見ると人が多い。ファン側の参加者5名+DBCさん側5名、さらにスペシャルゲスト。
けれど、あれれ…ミク友のYさん発見!やー緊張してるけどここでの知り合いは心強い。
まずは自己紹介
1人1分ほどで自己紹介。
みんなミクミクしててぱっと見誰が参加者かわからなかったが、どうやらシャツやスーツの方がDBCのご担当者という見分け方を発見した。参加者のファン側はまあわかるのだが、DBCさん側も背後の壁紙がミクさんだったり。溢れ出るミク愛。
私は気合いを入れてミクシンフォニーのカッターシャツにネクタイをして挑んだのだが、うーむ逆に担当者に見えてややこしい。
実は当日の服については最後までけっこう悩んだ。服のもう1つの候補として、雪ミク2021のセーターにしようかと思っていた。なおセーターは当日Yさん(♂)が着ていたので、もし私(♂)が着ていたらいい感じのペアルックだった(?)。
スペシャルゲスト
自己紹介が済んだところでスペシャルゲストが登場。1組目は”ダイハツ北海道販売株式会社”さんだ。初代ミクコラボカー『Cocoa(=ミラココア)』をプロデュースされたレジェンド・タケさんもいらっしゃった!
2組目は橋本漆芸さんのいつものお二方。こちらもまさかの知り合いで逆にびっくり。橋本漆芸のお二人は自ら「放送事故みたいになってる!」とセルフツッコミをするくらい最初から笑いと取りにきていてこれぞ関西!を見せつける(大丈夫ですめちゃ面白かったです!)。
会議の雰囲気としては、人も多く最初はどうしていいかわからず緊張で固い部分もあったと思う。しかし、DBCさんがやゲストのタケさんが場を和ませ、橋本漆芸さんが笑いを取り、すっかり固さも無くなった。
緊張の糸が切れたことと笑いを取りにきた橋本漆芸さんでこみ上げる笑いを抑えていたが顔に出ていたのだろう、「やまもりさん大丈夫ですか」と心配されてしまったが逆にそれで吹き出してしまう一幕もあった。
レジェンド・タケさんのお話
タケさんからは初代からミクコラボカーに裏話をうかがった。
「最初のコンセプトデザインはこういうものでした」
「競合他社の某S社さんの●●●車が若者向けに某芸能人を起用していたので対抗するために考えたのが最初でした」
「最初4色カラーを選べる形で出そうと思ったが、クリプトンさんと話してまずは1色でということになりました」
などなど!オフレコ情報も含めコラボカーの歴史を感じる貴重なお話を伺えたことでテンションはいきなり最高潮!
??「いや〜、過去のコラボカーの貴重なお話をいただきました!もう1日中聞いていたいですね!これだけでご飯三杯いけますね!」
わかる!お話もっと聞いてみたい!ただ、このコメントをしたのが担当者のスズキさんだったのがおもしろかった。もしかして、もしかしてだけど、このご担当者はミクさんのファンで参加者側じゃないかな(名推理)。
デザインへの意見
本日のメイン。まずマジカルミライ2020で取ったミクデザイン案のアンケート結果が発表され、結果を元に次のコラボカー『ミクTAFT』のデザインを詰めていく。
前半いい感じで場がなごんでいたこともあってか、鋭い意見がたくさん出た。ディスカッションというよりは1人ずつ意見を発表する形だったので、まとまって自分の意見を言いやすかった。
この商品企画会議で意見したことが採用される可能性があるということで会議が始まる前にあったプレッシャーも、この頃にはもう無くなっていた。もちろん責任重大ではあるのだが、1ファンとしての素直な意見を言うことに集中できたと思う。
例えば、内装の座席シートにミクさんのネクタイ柄のあるデザインがあったが「ミクさんの上に乗るみたいな気がして乗りづらい」というコメントもあった。なるほど確かに、私もなんとなく気が引けるなあと感じていたが、言われてそういうことだったのかと納得した。(これに対しては「シートのネクタイ柄を無くす方がいい」ということに落ち着いた)
また、前回の『ムーヴ キャンバス』は女性向けで可愛くする方向性だったが、今回のミクTAFTのコンセプトはアウトドアでシックな方向性にしている。ただ「過去のコラボカーで並んだ時に地味に見えてしまう」という意見にはすごく納得できた。確かにイベントなどで歴代コラボカーが並ぶことは考えられる。その時にどう見えるかは重要かもしれない。
この解決策としても、方向性としてはミクさんらしさを強める。差し色やワンポイントデザインをどこに入れる、といった具体的な案がいくつも出た。
参加者の意見も、またアンケートの意見もどれも面白かった。「それわかる」と納得できるもの、「そうきたか」とユニークで面白いものがたくさんあった。自分だけでは腑に落ちなかった印象の理由が明確になったことや、自分の中での新たな視点や新たな発見があったことが楽しかったし、それによりさらに自分の意見を深めることもできた。非常に有用な時間だったと思う。
1人の意見を言った直後にDBCさん側でちょっとした検討が始まるのだが、その検討の様子を聞けたことも面白かった。今の案から変更する場合のデザインの実現性、予算との兼ね合い、過去の試行結果など。普段の会議の様子を見られた気がした。DBCさん側がいかにオープンであるか、いかにファンのことを考えているか、いかにものづくりのプロフェッショナルとしてのプライドを持って仕事されているかを感じることができた。ファンとして普段は見られない現場を見られたのは貴重な体験だった。この会議に参加した立場としてはぜひともファンに知ってもらわなければならないと思ったのでこうしてブログに書いている次第。
最後に、アンケートを元にした新デザイン案が発表されたが、個人的にすごく良い!と思った。今回の会議で出た意見や近いものもデザインされており、ミクさんらしさが強まりファンが心から欲しいと思えるようなものに近づいたと思う。
また初期のボツ案も発表されたが、これは良いのでは?というアイデアもいくつか見受けられそれに対する意見も出た。それにしても、何十何百(何千?)のデザイン案があった上で現行案にたどり着いたのかと思うと、デザイナーさんの苦労がうかがい知れる…。
あっという間の2時間
【ご報告】
— DBC×初音ミク 公式アカウント (@DBC_3939) March 6, 2021
お陰様で「DBCオンライン商品企画会議」無事終了いたしました✨
ご参加いただいた皆様、有難うございます😊
2時間の予定がほぼ3時間に💦
一つ一つが1時間枠のコーナになりそうな熱量300%の盛り上がりで、第2回を予感させます😍
次はリアルイベントでお会いしましょう✨#DBCミク企画会議 pic.twitter.com/ncQd2ceGfw
本当にあっという間でしたし、熱量300%、いや390%の盛り上がりでした!予定では2時間でしたが、実際には1時間延長して3時間ほど。
参加者の意見が鋭くファンとして共感できたこと、DBCさんの現場の様子が見られたこと、貴重なお話が聞けたこと。初の商品企画会議に参加できたことは光栄ですし、このような貴重な機会をくださったDBCさんには感謝しかありません。さらに自分の意見が採用されるかもしれないと思うと楽しみでしかありませんし、こういう機会があるならまた出たい!と強く思いました。
ぜひまた次の機会もお願いします!
【祝】雪ミク2021に出展!
3/20(土)21(日)にウイングベイ小樽で開催される雪ミク2021(=SNOWMIKU2021)
にパネル展示があります!現行デザイン案の展示などがあるようです。
さらにオンライン出展(2021年3月20日(土)13:00配信予定@YouTube Live)も。
詳細は以下から↓↓↓
DBC × 初音ミク イベント情報「SNOW MIKU 2021」
今後、今回の商品企画会議で出た意見を元にブラッシュアップされたデザインが発表される予定です。自分達の意見が反映されるかもしれないと思うと正直楽しみです!発表を待ち遠しく思います。
追記:DBCさんより記事をご紹介いただきました!
公式様にご紹介いただきました!ありがとうございます!
【涙盛🥺】
— DBC×初音ミク 公式アカウント (@DBC_3939) March 19, 2021
3/6に開催した「DBCオンライン商品企画会議」へご参加いただいた、やまもりさん(@t_yamamori)のブログにて、当日の様子をご紹介いただきました😭
当事者としては、読み進めるたびに胸熱くなり、涙が溢れてきました🔥
※やまもりさんのご厚意により執筆いただいたものです😌 https://t.co/vptedzxyl0
著者:やまもり→ Twitter