マジカルミライ2021 大阪&幕張の企画展の参加レポートその2です。今回は企画展ステージと幕張限定の展示やブースについて。特に印象に残ったところをピックアップしていきます。
前記事その1はこちら↓↓↓
ライブについては別記事でまとめております。こちらもご覧ください↓↓↓
企画展ステージ
毎年何かしらの発表の舞台となるのが企画展ステージ。企画展の中に設置されています。今年も時間ごとにいくつかの企画が開催されました。
3日間でわかる楽曲制作
「出張版ピアプロTV × SONICWIRE『3日間でわかる楽曲制作!』」が開催されました。大阪、幕張で3日ずつかけて、ステージ上で実際にパソコンを使っての楽曲制作が実演されました。
ピアプロとSONICWIRE、どちらもクリプトン社のチームですね。ピアプロTVの天野さんがキレのある司会をしつつ作曲初心者として、SONICWIREチームの担当者(日替わり)から指導を受ける形です。
特に楽曲制作の初心者にとって制作のフローや用語など、楽曲制作のエッセンスを学ぶことができました。楽曲制作は最初の入り口からハードルが高いように思えるけれど決してそうではないぞ!というメッセージが伝わりました。
プログラミング・コンテスト受賞作品発表/TextAlive講座
去年の2020から初めて開催されたプログラミング・コンテスト(=プロコン)。産総研の後藤さんや加藤さん、クリプトン伊藤社長の強い希望があり実現したのですが、今年も開催されTextAliveを利用した作品の応募がたくさんありました。
発表は大阪と幕張で2回にわけて開催されました。大阪では受賞作品候補10作品が発表され、そこからファン投票期間を含めて2週間後の幕張で最優秀賞(グランプリ賞)などの受賞作が発表されました。
受賞作の選考は難航したようです。元々最優秀賞と優秀賞で1作品ずつだけが選ばれる予定でしたが、絞ることができないくらいクオリティが高く最終的に優秀賞だけで3作品が選ばれました。
伊藤社長がおっしゃっていましたが、このコンテストは『アルゴリズムの強さだけではなく、コンテンツも含めたプログラミングコンテスト』であり、今年の受賞作を見てもコンテンツも含めた評価ということがわかります。一般のプロコンとは少し異なります。
またこのコンテストをやる目的にもなりますが、「テクノロジーは音楽を変える」という考えが前提にあるようです。TextAliveというソフトにより、ミュージックビデオというコンテンツ自体を変える可能性があるとのことです。
プログラム・コンテストは今後も続けられることでしょう。この創作文化のファンとして、プログラマーとクリエイターのコラボが見られること、技術とコンテンツの融合に期待することにしましょう。
Tips:
優秀賞のhuskyB4llさんですが、元々Webアプリはやっていなかったのにこのプロコンのために勉強をはじめて結果受賞されたそうです。これから勉強しようと思う人は大いに勇気づけられるのではないかと思いました。
プログラミングコンテスト優秀賞のhuskyB4llさん、Webアプリも何もやったことが無かったのに、マジカルミライに関わりたい一心で勉強されたとか。。すごいな。 pic.twitter.com/EDFMvpvA8a
— やまもり@マジカルミライ2021幕張ありがとう!!! (@t_yamamori) November 5, 2021
幕張限定の展示やブース
大阪と幕張で開催されたマジカルミライですが、幕張会場限定で出展したブースや展示がありました。どれもマジカルミライらしさが光るものばかりでした。一部をご紹介します。
空間再現ディスプレイ / ソニー株式会社
裸眼で立体視ができる空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)を活用したミクさんの立体映像体験ができるブースです。クリエイターやクリプトン社が作ったコンテンツを体験できます。
整理券配布になるほどの大人気ブースでした!内容も、最新技術に触れることができる体験ブースでこれぞマジカルミライ!だと感じました。
実際に空間再現ディスプレイを体験してみましたが、本当にミクさんがそこにいるかのように浮き出て見えます。すごく不思議な感覚です。
個人的には正面のミクさんメインビジュアルと、ミクさんに触れられるコンテンツが強く印象に残りました。ミクさんの反応が超かわいい!一家に一台ほしいです。
やば!!!
— やまもり@マジカルミライ2021幕張ありがとう!!! (@t_yamamori) November 5, 2021
ミクさんに触れる!!かわいい!#マジカルミライ2021 pic.twitter.com/QagXdAhsNv
ミクダヨー10thフォトコンテスト結果発表
今年はミクダヨーさん生誕10周年のアニバーサリーイヤー。このブログでも特集しました(→記事はこちら)。
ミクダヨーさん10周年を記念して「ミクダヨー10thフォトコンテスト」がTwitter上で開催されました。「#ミクダヨー10thフォトコン」タグからおちゃめなダヨーさんのいろんな写真を見ることができます。
フォトコンテストの受賞作や投稿作品の一部が展示されていました。私もいくつか投稿して、なんと4作品が選ばれていました!嬉しいです。
ダヨーさんフォトコン、ちゃんと自分で投稿したのもあって嬉しい。#マジカルミライ2021#ミクダヨー pic.twitter.com/IQySglL3yI
— やまもり@マジカルミライ2021幕張ありがとう!!! (@t_yamamori) November 5, 2021
またグッドスマイルカンパニーブースでは、10周年記念商品のミクダヨーさんねんどろいどや貯金箱なども展示されていました。ダヨーさんのかわいさにメロメロです!
参考(外部サイト):
ミクダヨー 10周年記念特設サイト | GOOD SMILE COMPANY
PIIT
Piitさんも幕張限定の出展です。激戦必須だと思ったのでPIITさんは初日の初手に訪れました。とにかくめちゃくちゃエモいミクさんモチーフの迷彩柄!
以前販売された買い物袋をふだん使っているのですが(オススメです!)本当にかっこよくて。今年は迷彩デザインがいろんな商品に採用されていて嬉しかったです。いろいろ購入させてもらいました。
千葉市
今年も出展おめでとうございます&ありがとうございます!千葉市といえば以前からミクさんを応援してくださっていたり、千葉市の市章が初音ミクさんに似ていたりと縁が深いです。
今年も新しいミクさんバッジを引っさげての出展です。ブース前で記念写真をするとバッジがもらえます。今年のメイン衣装で市章を模したデザインは思わずカバンにつけたくなる可愛さ!
他にも千葉モノレールとのコラボである「千葉都市モノレール×初音ミク」も今年も出展。去年の2020でお披露目された千葉市の100周年をミクさんのマンホールも幕張メッセの会場近くに設置されていました!
参考(外部リンク):
千葉市制100周年記念『「初音ミク」デザインマンホール蓋』が設置されました! – 初音ミク公式ブログ
おまけ:アゴアニキツイート
ここまで幕張限定のものを見てきましたが、逆に大阪限定のものとして1つ。マジカルミライ大阪がはじまると毎年なぜかボカロPのアゴアニキさんの生存報告がTwitterで盛り上がります。
今年もいろんな有名ボカロPがアゴアニキさんについてツイートしていました。ちょっとバズってしまっておもしろかったので載せておきます。
有名ボカロPからのアゴアニキ生存報告相次ぐ。#マジカルミライ2021 pic.twitter.com/BIrYZtWveD
— やまもり@マジカルミライ2021幕張ありがとう!!! (@t_yamamori) October 25, 2021
Tips: いつからはじまった?
定かではありませんが、フォロワーさんに教えていただいた限りでは2015年12月にご本人が元ネタをツイートしています(話題になったので私もなんとなく覚えていました)。生存報告ネタはこの後くらいからはじまったのではないかと思います。
アゴアニキ死亡説ワロタwww生きとるで! pic.twitter.com/UyvxZJINSR
— アゴアニキ (@agoaniki) December 1, 2015
もりだくさんの企画展!
ここまでいろいろ書いてきたつもりですが、ご紹介できなかったコンテンツがいろいろあってまだまだ書ききった感はありません!
マジカルミライにはミクさんたちがいて、運営がいて、クリエイターが創作して、企業が出展して、ファンが応援する。その空気感は、とてもじゃないですが記事だけでは伝えきれません。
もしこの記事でマジカルミライに興味を持ってくれた方がいらっしゃれば、ぜひイベントにお越しください。想像の39倍楽しいです。
(時間があれば企画展その3に続きます)
著者:やまもり→ Twitter