千本桜10周年をお祝いする千本桜10th企画。日本全国で開催された企画の最後として、京都・妙心寺壽聖院(じゅしょういん)で開催された『千本桜の世界展 finale - きっと最後は大団円 -』、千秋楽である最終日に参加してきたのでまとめました!
外部リンク:初音ミク公式ブログさん↓↓
「千本桜の世界展 finale – きっと最後は大団円 -」を京都・妙心寺 壽聖院にて開催! – 初音ミク公式ブログ
準備
京都・妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山です。いろんなお寺が集まって「妙心寺」になったということで、実は東京ドーム7個分ほどの敷地面積があるそうです!めちゃめちゃ広い。
参考(外部サイト): 京都・花園の禅寺「妙心寺」の見どころをご案内 - そうだ 京都、行こう
敷地があまりに広く目的地の壽聖院にたどり着けない方もいるためか、壽聖院公式さんも道案内を出されていました。
そして明後日からお越しになる方。当院でイベントを開催すると3割ぐらいの確率で迷子が出ます。地図をよく見て来てくださいませ。
— 妙心寺壽聖院(じゅしょういん)寿聖院@石田三成一族の菩提寺 (@jusyoin) September 8, 2022
ルート1 嵐電妙心寺駅or妙心寺北門前バス亭から、北総門を入り、ゆりかごこども園を曲がります。以上!コラボしてくださった嵐電に乗って京都の風情を感じてください。 pic.twitter.com/yqvXPvtJNu
開催日時は2022年9月10日(土)~18日(日)18:00~21:00(最終入場20:30)。夜だけの開催です。私は最終日の9/18(日)の18:00の回に参戦。土日だけ要予約で、Peatixで事前購入しました。拝観料1,600円、30分ごとの時間指定です。
お昼の時間に訪れたところ…!
元々妙心寺にも興味があったこともあり、実はお昼の時間にも壽聖院さんを訪れました。コラボの世界展以外のお寺の中とか周りとか見られたらいいなあ、くらいに考えていました。
広い敷地を歩いて寿聖院へ。
門をくぐって中へ。なんと入口から全部ミクさん会場になってる!
世界展は母屋の一部分だけかと勘違いしてました。外から見てもすごい力入れてるコラボなんだなと感じられました…!
しばらく周りを眺めてから引き返すことになったものの、途中明らかにミクさん目当てで壽聖院に来られる方が私以外にもちらほらいらっしゃいました。
せっかく人も来ているのにお昼に開いてないのがもったいないなあ。なんていう風に、この時は考えていましたが、のちに夜限定にした理由がわかることになります。
当日、壽聖院へ!
18:00より少し前に到着。9月になって日も落ちるのが早くなりましたね。
うす暗がりが広がる中、歩いているとミクさんファンっぽい人が!目的はもちろん同じイベント会場だな。同志を見つけると楽しくなりますね!
途中、ミクさんトラックが!すごい!こちらはミクさんファンの痛車で、乗ってこられたそうです。
イカしたトラックを発見!かっこいい pic.twitter.com/jvTUm72sRr
— やまもり@妙心寺寿聖院さんありがとう!! (@t_yamamori) September 18, 2022
やっぱりイベントはいいなあ…会場に向かう途中ですでに楽しい!
門をくぐって会場へ。
ちょうど入場時間に到着。会場はすでにミクファンであふれていました。
灯篭の光が桜に!いきなり魅せてくれますね。
そして本日の千穐楽は満員御礼!おめでとうございます!
満員御礼とな!#千本桜10th pic.twitter.com/tvsCLsFA5X
— やまもり@妙心寺寿聖院さんありがとう!! (@t_yamamori) September 18, 2022
会場内
最初から圧倒されました。千本桜の世界が広がっていました。
色とりどりに変化する光の照明により、同じ作品であってもまた違う顔を見せます。
窓の外は桜の光。中も外の隙が無い。千本桜の世界観にどっぷりハマることができます。
ここまで見て、なるほど確かにこの展示は夜じゃないと世界を再現できないなと。だから夜だけ開催だったのかと、心から納得しました。(もちろん人員の関係もあるのでしょうけれど。)
大広間から次の間へ。途中の部屋の展示もすごく細やか。
赤と青の間
二階へ
広間奥には二階へ続く階段がありました。あまり広くないため人数制限をしているとのこと。順番に入りました。
階段を上がるとそこには——
二階は屋根裏だったのか。紅葉の照明が浮かぶまた別世界。低い天井に身をかがめて展示を眺める。ここはまるで子供の頃に夢見た秘密基地。
夢心地でしばらくぼんやり眺めていました。いつまでもここに居たいと思える空間。圧巻でした。
終焉の間
階段を降りて次の間へ。一同勢ぞろい!
部屋のライトに紙が貼ってあってどういうこと?と思ったら、タペストリーへの照明の反射を抑えるために配置したそうです。なるほど確かに反射が抑えられている!細やかな配慮、ありがたいですね。
物販。もう最後なんですね…。
商品を購入したら、最後に受付の流歌(ルカ)さんがハンコを押してくださいました。
ものの30分ほど。あっという間の滞在でしたが、夢の世界が広がる空間を存分に味わえました。
帰り道の参道。暗がりの中を歩くこれはあれだ、夏のお祭りの帰り道だ。楽しかった祭りが終わってちょっぴり寂しい気分。なんだか懐かしいな。夏祭りなんてもう何年も味わってないから——。
壽聖院さんありがとうございました!
とにかく細部までこだわりのあった、京都らしい展示の数々。準備されたスタッフの皆さまも大変だったかと思いますが、よくぞ千本桜の世界を作り上げてくださいました。
何より京都でファンが集まることができる空間を作ってくださったことをが最高でした!
ちょうど京都は南座超歌舞伎2022の真っ最中。合わせてイベントを開催してくださり、京都を盛り上げてくださいました。本当にありがとうございました。
壽聖院さんは石田三成とゆかりのある寺院。個人的にすごく興味がありますので、また訪れたいと思います。そしてもし次のミクさんイベントがあるなら、もちろん駆け付けたいと思います!
著者:やまもり→ Twitter